本をよるべに

本を読んだ感想や日々のことを思うままに書いてます

2023-01-01から1年間の記事一覧

『間の悪いスフレ』

今回は、近藤史恵さんの『間の悪いスフレ』の感想です。 間の悪いスフレ (創元クライム・クラブ)作者:近藤 史恵東京創元社Amazon 目次 目次 あらすじ 感想 あらすじ ビストロ・パ・マルに来る様々な人たちの話。 どの話も料理に関わってくる。 感想 毎回読む…

『奇病庭園』

今回は、川野芽生さんの『奇病庭園』の感想です。 久々の日本の作家、しかも現代。 奇病庭園作者:川野 芽生文藝春秋Amazon 目次 目次 あらすじ 感想 あらすじ 角が生える、鱗が生える、鰭が生える、翼が生える…. そんな奇病が流行っている世界。 主に、翼が…

『恋愛論(下)』

今回は、スタンダールの『恋愛論(下)』の感想です。 恋愛論 下 (岩波文庫 赤 526-2)作者:スタンダール岩波書店Amazon 目次 目次 あらすじ 感想 あらすじ スタンダールが考える、恋愛について書かれてます。 スタンダールから見た、国ごとの恋愛についても書…

『夢の扉』

今回は、マルセル・シュオッブの『夢の扉』の感想です。 夢の扉: マルセル・シュオッブ名作名訳集作者:マルセル・シュオッブ国書刊行会Amazon 目次 目次 あらすじ 感想 あらすじ いくつか話が入っている。 現実的なようで、非現実的なことがいくつか起こる。…

『恋愛論(上)』

今回は、スタンダールの『恋愛論(上)』の感想です。 恋愛論かー、ちょっと面白そうと思って買ってみました。 恋愛論 上 (岩波文庫 赤 526-1)作者:スタンダール岩波書店Amazon 目次 目次 あらすじ 感想 あらすじ スタンダールが考える、恋愛について書かれて…

『汚れた歳月』

今回は、A・P・ド・マンティアルグの『汚れた歳月』の感想です。 汚れた歳月作者:A・P・ド・マンディアルグエディション・イレーヌAmazon 目次 目次 あらすじ 感想 あらすじ 短編集。 どの話も独特な世界観の話で、なんとも言い表し難い幻想的な話。 現実…

『シャクンタラー姫』

今回は、カーリダーサの『シャクンタラー姫』の感想です。 昔世界史の授業で習った記憶から、選んでみました。 シャクンタラー姫 (岩波文庫 赤 64-1)作者:カーリダーサ岩波書店Amazon 目次 目次 あらすじ 感想 あらすじ 王は、シャクンタラーと出会い話が進…

『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』

今回は、サリンジャーの『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』の感想です。 このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年 (新潮モダン・クラシックス)作者:J・D・サリンジャー新潮社Amazon 目次 目次 あらすじ 感想…

『日はまた昇る』

今回は、ヘミングウェイの『日はまた昇る』の感想です。 日はまた昇る (岩波文庫 赤 326-1)作者:ヘミングウェー,E.岩波書店Amazon 目次 目次 あらすじ 感想 あらすじ 主人公のジェイクは、作家友達や元関係のあったブレッドと一緒にスペインのお祭りへ出かけ…

『ダフニスとクロエー』

今回は、ロンゴスの『ダフニスとクロエー』の感想です。 あっさり読めました読めました。 ダフニスとクロエー (岩波文庫 赤 112-1)作者:ロンゴス岩波書店Amazon 目次 目次 あらすじ 感想 あらすじ ギリシャ レスボス島でのダフニスとクロエーの出自不明な2人…

『感情教育(下)』

今回は、フローベールの『感情教育(下)』の感想です。 上より薄かったので、一日で読めました。 感情教育 下 (岩波文庫)作者:フローベール岩波書店Amazon 目次 目次 あらすじ 感想 あらすじ フレデリックはアルヌー夫人に想いを寄せつつも、ロザネットと交際…

『感情教育(上)』

今回は、フローベールの『感情教育(上)』の感想です。 感情教育 上 (岩波文庫)作者:フローベール岩波書店Amazon 目次 目次 あらすじ 感想 あらすじ フレデリックが、偶然出会ったアルヌー夫人に惹かれて恋に落ちる。 感想 一目惚れし、あの人は誰だ!何者だ…

『セラフィタ』

今回は、バルザックの『セラフィタ』の感想です。 セラフィタ (角川文庫 リバイバル・コレクション K 44)作者:バルザックKADOKAWAAmazon 目次 目次 あらすじ 感想 あらすじ 男にも女にも見える人セラフィタに、男女それぞれが惹かれる話。 感想 キリスト教的…

『吹雪』

今回は、ウラジミール・ソローキンの『吹雪』の感想です。 吹雪作者:ウラジーミル・ソローキン河出書房新社Amazon 目次 目次 あらすじ 感想 あらすじ 医者のドクトルが、パンデミックが発生しているところへワクチンを届けに行く話。 途中、馬がダメになりセ…

『掌に眠る舞台』

今回は、小川洋子さんの『掌に眠る舞台』の感想です。 掌に眠る舞台作者:小川 洋子集英社Amazon 短編集で、どれもタイトルにある舞台に関連するお話になっています。 気に入ったのは、『ユニコーンを握らせる』。 大学受験のために、叔母さんの家に泊まる私…

『街とその不確かな壁』

久々の投稿になってしまいました。 形式張ると書けなくなるので、もう自由気ままに書くことにしました。 街とその不確かな壁作者:村上 春樹新潮社Amazon 村上春樹さんの新作です。 村上春樹さんの独特の文体好きなので、わくわくしながら読みました。 1章あ…