本をよるべに

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『吹雪』

今回は、ウラジミール・ソローキンの『吹雪』の感想です。

目次

あらすじ

医者のドクトルが、パンデミックが発生しているところへワクチンを届けに行く話。 途中、馬がダメになりセキコフと小さな馬と共に向かう。

感想

巨人が出てきたり、パンデミックの病気になるとすばしっこくなったり地面を掘るとかいう 死ぬのではない不思議な病気になったり、ピラミッドという麻薬?みたいなのが出てきたり、 摩訶不思議なところがありました。 そういう点は面白いのですが、ドクトル好きじゃない。 急いでる割には、朝遅くまで寝てたりピラミッド試して時間潰したりとだらしない。 なのに、御者のセキコフに対しては横柄で殴ったりする。 こういう人嫌だ。 セキコフは真面目で、馬を大切にしてて好感がありました。

ソローキンの本の中では、比較的読みやすかったです。