本をよるべに

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『セラフィタ』

今回は、バルザックの『セラフィタ』の感想です。

目次

あらすじ

男にも女にも見える人セラフィタに、男女それぞれが惹かれる話。

感想

キリスト教的な宗教感が結構出てきます。 そして、その説教が結構多い。 ちょっとそこが読むの大変でした。

自然の描写とかは綺麗で、素敵。 セラフィタに惹かれるミンナとウィルフリッド。 ミンナは、宗教的な考えのある素直な女性なんですが、 ウィルフリッドが対比してみると酷い。 独占欲丸出し。 ミンナと比べるとどこが良いのだかわかりませんでした。

初めてのバルザックでしたが、説教以外は面白かったので、 もう一冊読んで判断しようかな。