今回は、カーリダーサの『シャクンタラー姫』の感想です。
昔世界史の授業で習った記憶から、選んでみました。
目次
あらすじ
王は、シャクンタラーと出会い話が進んでいくインドのラブストーリー
感想
なんといってもさすがインド、古代の話でも歌が多い。
和歌の長いバージョンみたいな意味での歌です。
それでいて古文の現代語訳みたいな文なので、クセが強めで読むの分かれそう。
話の内容としては、王道チックなラブストーリー。
目次に大円団とか書いてる時点で、予想ついてしまいます。
ただ、王がシャクンタラーを好きになるのはわかるけど、
シャクンタラーが王を好きになるのがよくわからない。
王だから見栄え良いのもあるし、育ちに良さ的なのもあるか。
あんまりシャクンタラー自身が、王のどこに惹かれたのかの描写が少ないからかな。
そういえば、ポロポロと世界史で習った単語が出てくるので、
ちゃんと世界史の授業真面目に受けて良かったと思えた。
サンキュー、高校の時の世界史の先生。