今回読んだ本です。
目次
購入理由
何度も店頭にあったのを見ていて気にはなっていて、買おうか迷っていました。
Twitterでフォローしている方が読んでいて、ツイートの内容を見て買いました。
本の内容
「本」、「読書」、「言葉」について様々な視点から大切さや失われてしまうものについて記載されているエッセイ。
感想
読書術関連の本はたくさんでていますが、この本は読書そのものの根本について記載されていると感じました。
また、言葉の大切さについても同様に記載されています。
流行を追ったりして、みんな違ってみんな良いなんてあまり見かけないような感じがします。
そんな中でも自分を自分らしくいるために、言葉の使い方や豊かさによって保たれることがすごい身に沁みました。
言葉の貧しい人は貧しい。 (読書からはじまる/ちくま文庫/P83)
上記の引用した文章を見て学生の頃、何か気に食わないことがあれば「意味わかんない。」を連発している人がいました。
言葉がゆたかであれば、どう意味が分からないのか相手とコミュニケーションを取りながら自分の理解度を上げ、何かしら得ることができたと思います。
しかしその方は、その発言をするだけで具体的にどう意味がわからないのか、年数が経っても言うことはありませんでした。
誰も指摘しないためなのか貧しさに気づけないのかもしれません。
だけど私は気づいて、得ていきたい。そして、ゆたかにしていきたい。
言葉をゆたかにするためにも、今後も読書をしていきたいと思います。
この本を勧めたい人
- 読書と向き合いたい人
- 言葉についか考えたい人
- 自分という個を保ちたい人