本をよるべに

本を読んだ感想や日々のことを思うままに書いてます

フィルターを通さず知覚する世界 『知覚の扉』

今回読んだ本です。

目次

購入理由

Twitterで呟いている内容を分析して、本をオススメするというサイトがあり、日常用で使用しているアカウントを分析にかけた結果、この本がオススメされたので買ってみました。

本の内容

サボテンから取れる成分を使用した、メスカリンという薬を服用し、不要な情報を脳が排除しているがそれを通さずにすることで、どのように感じられたかを記録しているエッセイ。

感想

人が無意識に排除している情報や自分というフィルターを取り外すと、見えているものがかわってくるということがよくわかる。
その見えているものは、まさしく芸術家が見ているものらしい。
その世界を表現したものが絵や彫刻になると考えると、芸術家の人たちの頭の回路は非芸術家の人たちとは違うんだなと思いました。
ただ、瞑想などの修行で得られるらしいですが、私にはたぶん見れないだろうなと思います。
もし、いつかメスカリンが本当に無害であって誰でも摂取しても良いということになったら、ちょっと芸術家たちが見ている世界を覗きたいがために、摂取してみたいなと思います。

この本を勧めたい人

  • 今感じている感覚を拡張した感覚を知りたい人
  • メスカリンというドラッグをしたらどのような感覚になるか知りたい人
  • 芸術家たちが知覚している世界をしりたい人