本をよるべに

本を読んだ感想や日々のことを思うままに書いてます

読書日記始めます

今日から読書日記を始めていこうと思います。
きっかけは、『しきおりつづり』という素敵なブログを書いている、織さんの全集読破日記について記載されていた下記の記事がきっかけです。

今、手元にある全集が - 泉鏡花全集 - 谷崎潤一郎全集 - 尾崎翠全集 - 山尾悠子作品集成(全集ではないけど分厚いので) - (他にも欲しい全集あるので増えるかも) とありまして、これをただ読むのは勿体無いなと思っていたところ、上記の記事を見て読書日記始めてみようかと思います。

今年一年間の企画らしく、もう半年経過してしまっているのでこっそりやろうかなと思います。
それにまだ、上記の本は読む気になっていないので普通の読書日記になりそうです。

毎日出来たら良いですが、気負わず週末あたりに週一回更新できたらいいねくらいでやりたいですね。

読書日記

『知覚の扉』は読み終わったので、記事にしています。 ただ、付録はちょっと私には合わなかったので、本文のみ読了。

風姿花伝・花鏡』世阿弥 タチバナ教養文庫
※現代語訳の方しか読んでません。

誰でも彼でもが、この一時的な花を本ものと混同し、それがすぐ消えてしまう花だということも知らずにいる。 (p22)

マグレでできたことであろうが、偶然だろうがそれで調子に乗っては行けないなという戒めに私には感じました。

このように、自分の身を知るという心がけこそ、奥儀に達した人の心というべきであろう。 (p28)

身の程を知れ!ってよく時代劇とかで見るので、この文章に惹かれました。

上手は下手の手本、下手は上手の手本だと思って、工夫をこらすがよい。下手の長所を学んで、上手が自分の芸に摂取するのは、この上ない筋みちである。 (p78)

どんなに下手でも一点だけは、上手な人よりも優れている箇所があるかもしれませんもんね。
私より下手なクセにとか、調子に乗ってはいけませんね。謙虚さって、大事ですね。

読書記録