本をよるべに

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『記憶の図書館: ボルヘス対話集成』

今回は、『記憶の図書館: ボルヘス対話集成』の感想です。
エッセイではないけど、対談っていうジャンルそうそうないから、近いであろうエッセイとする。

目次

あらすじ

ボルヘスフェラーリによる15分間の番組で対話したものを何日分もまとめたもの。
とてもボリューミー。

感想

読んでみて自分の考えを話して、誰かと対話するということに憧れるようになった。
なかなか自分の考えや思いが言語化できないので、二人ともすごい人なんだと感じた。

神が存在したら、人が人一人それぞれ見分けられるように神は蟻や蝶など全てを見分けられるという. 感じのことをボルヘスが発しており、なるほどと思った。
キリスト教的に言えば、神は全知全能なので1匹1匹蟻を見分けられるのか…凄い。

対話にてさまざまな作家や作品が出てきて、どんどん読みたい本が増える増える。
ただ積読が多すぎて増やせない悲しさ。
今の半分くらいになったら、万札握りしめて本屋にい行きたい。