本をよるべに

本を読んだ感想や日々のことを思うままに書いてます

『邪魔 上・下』

今回読んだ本です。

目次

購入理由

奥田英朗さんの他の本も読んでみたいなと思ったから。

主な登場人物

  • 九野薫 刑事。事故で家族を失っている。 火事の第一発見者である茂則を追って、捜査している。

  • 及川茂則 会社員。火事の第一発見者。

  • 及川恭子 茂則の妻。スーパーでパートしている。 そこで、改善を求め戦うことになる。

本の内容

少年たち、九野刑事、恭子の視点で語られる。 九野刑事の視点が多いと思われる。
とある放火事件が発生し、その犯人を警察が追う。
少年たちは、悪ガキな感じでオヤジ狩などしていた。
九野刑事は、火事の第一発見者である恭子のオットである茂則が怪しいと考え、彼を追う。
恭子は、パート先のスーパーに対しパートの待遇の改善を求め、待遇改善を求める外の人たちと一緒に戦う。

気に入った登場人物

今回共感するような人物はいませんでした。

感想

花村という刑事も登場するのですが、すごいイカれてる人だなと思いつつ、執念とかがとても生々しく書かれていて、絡まれると面倒な人って感じでした。
一方的に勘違いして突っかかってくる人って、現実でもいますよね。
イカれてる人、一人だと思ってたら違う意味で九野さんイカれてるじゃないですか!
最後意味わかって、本当居た堪れないというか…悲しい。
本当勢いに任せて、体調よろしくない割には早いペースで読めてしまうほど最後まで飽きずに読めた本でした。

この本を勧めたい人

  • 刑事や捜査の話が好きな人
  • ちょっとしたハラハラ感が欲しい人