今回読んだ本は、
目次
購入理由
元々、万城目学さんの本は結構買っていて好きだから。
主な登場人物
榎土梵天
三つ子の長男。
3秒間だけ透視ができる。
深く考えることが苦手だが、しっかり者。
望みは、ティラノザウルスが進化した恐竜の化石を見つけること。榎土梵地
三つ子の次男。
どんな言語に対してもリスニングできる能力を持つ。
三つ子の中で一番頭がよく、また年上の女性に異様にモテる。
望みは、本物のメソポタミアを見る。榎土梵人
三つ子の三男。
3秒先が見える。
ただし兄弟に対しては見えない。
三つ子の中で一番運動神経が良い。
望みは、本物の戦い。CEO
名前は、本編の後半に出てくるので一旦伏せます。
女性。いつも同い毛皮のコートのようなものを着ている。そして、ライオンをいつも連れている。
3人の望みを叶えるため、ある事を依頼する。
本の内容
家に隕石が落ち、両親は亡くなり三兄弟だけ生き残った榎土三兄弟。
3秒間だけ使用できる能力を使用して、最初は日本に来た立場の弱い外国人を助けていたが中国マフィアと手を組み、泥棒し大金を得る。
梵地がひょんなことから繋がった、CEOのツテで梵天は泥棒で得た大金で山を買い化石を見つけようとするが、CEOが三兄弟の前に現れ、彼女に振り回されていく。
感想
三兄弟がCEOの手によって自衛隊に入隊させられ、PKO活動によってイラクに行くことになるのだが、途中から現れる銀亀三尉がどうも好きになれない。
職業遂行の面では彼女は正しいのだが、融通が効かずかつ三兄弟の能力が関することが入るとスムーズに会話が進まなくなるため、邪魔だなと申し訳ないが思ってしまう。
だけど、まだ上巻であり苗字の珍しさが妙に気になる。
人の名前の由来のようなものが、読んでいる中で出てくるのだが、彼女のは出てこない。
それは、彼女は本来無関係な人だからなのか。
下巻で彼女はどうなるのか、またヒトコブラクダ層なる物は出てきたが、タイトルにある「ぜっと」が何なのか、彼らの望みは叶うのかわからないので下巻に期待する。
この本を勧めたい人
下巻があるため今回は省略。